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課題回答：(07-01) （ちびた）
title：性欲を観る
課題７（性欲について）
さとりとセックスはどんな関係があるのか。
さとっていても性欲はあると思うのですが、性欲にとらわれていない状態なような気がします。
性欲はセックスをしなければ満たされないということではなく、どうして性欲のままに行動に移してしまうのかを探っていくことだと思います。
なのでセックスは自分の性欲をみつめる、いい機会になると思うので、さとりの勉強になると思います。
私は女性なので男性には当てはまらないかもしれませんが、性欲はお腹が空いた状態に近いような気がします。
空腹感も性欲も頭で強く思うことによって比例していくような気がするのです。
愛がなくてもセックスできるのはそこら辺りのことなんじゃないでしょうか？
また、愛があればセックスするのが当然ではなく、自分の性欲がどこからきているのか、その状態の今、何を望んでいるのかがわかれば、セックス以外で心を満たすこともでき（セックスしない方がいいのだと認識した場合）、セックスしたい考えも手放せられるような気がします。
これからも修行をしていきたいと思います。
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(宝彩有菜のコメント) ＜セックスを特別視しない＞
回答ありがとうございました。
ものの認識ということについて言えば、セックスに対する認識というのは、なかなか正常に持てない環境で、人間は大きくなります。
幼児期に性器に興味が起こっても親はまともな対応ができません。
恥ずかしいものだと教わったり、
汚いものだと教わったりします。
ところが、大きくなると、いろいろ幼児期とは異なる発見をします。「気持ちいい」と言うのは習ってなかった感覚です。
このあたりから、セックスに関しての認識がぐちゃぐちゃになってきます。
良い悪い、美しい醜い、清潔、汚い、恥ずかしい、嬉しい、気持ちよい、楽しい、苦しい、などなど。
それが、男女の付き合いや、はたまた生き様まで影響を与えることもあります。間違った認識や、過度な思い込みがあってそれで生きにくくなっているようなら、まず、それを解消したいものです。
それらが、まったくなくなって、セックスが何の色もバイアスももたない状態になったとき、セックスを瞑想の代わりとしてさとるための技術として使うこともできます。
古くからインドに伝わるタントラといわれる技法です。
でも、ここでは、一気にそこまでいかなくても、ちびたさんの言われるように、セックスでは、心や感情が良く動きますので、それらの動きを観察するのに、格好の学習材料であることに間違いはありません。
ですから、修行をしている人はセックスもしっかり利用して修行を進めましょう。
ついでに言うと、相手にもこの「学習態度」を共有してもらうと、さらに面白いですけどね。でも、行き過ぎると縄やムチになるかもしれませんのでご注意を。あはははは。
（宝彩有菜）
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課題回答：(07-02) （オットー）
title：自分がして欲しいことをしてあげる
宝彩有菜様、こんにちは。
オットーです。
性欲については、かなり考えにくかったです。それは恐らく自分の隠れた感情がたくさんまとわりついている問題だからかも知れません。
性欲の乗り越え方はどうすればいいのか？
「自分がして欲しいことをしてあげる」はこの場合どうしたらいいのか。
根本は、（親から）素直に愛されたいという原始的な欲なのかも知れません。
特定の相手がいなくとも、何も行動に移さなくとも、「自分がして欲しいことをしてあげる」そう思えればみだらなセックスへの執着はやわらぐような気がします。
オットー
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(宝彩有菜のコメント) ＜セックスは高等な遊び＞
回答ありがとうございました。
そうですね。
「頭」は自分が肉体をコントロールしていると思っていますが、セックスの何割かは、「頭」の思い通りには運ばないですから、「頭」も頭を抱えてしまうのですね。
肉体には倫理観念はありませんからね。
でも、思い通りにいかないものをなんとか、コントロールするというのは、人間の楽しみですから、ですから、セックスは遊び心を持ってすると、途端に高等なゲームかなにかの遊びになります。
相手もそう理解していると、色々発見できて面白いですね。
まぁ、自分ひとりでも、そう思っていれば余裕がありますけどね。
とにかく、肉体は暴走しますから、それで慌てないことです。コントロールできなくて、当たり前ですから。
もっと言えば、コントロールできないという前提でセックスと付き合えばいいのかもしれませんね。
さて、自分のして欲しいことをしてあげるというのは、正しいのですが、セックスは男と女がありますから、して欲しいことをしてあげたくても、肉体的に出来ないこともありますね。
セックスしているときに、愛がどうのこうのと考えていては、まどろっこしい気もしますから、セックスの時は、もう、あっさり知性を捨てきって獣になってみるのも手ですね。すると、罪悪感もなくなります。
そして、
「してあげたいことをしてあげる」
まぁ、言い換えれば、
「したいことをし合う」
で結構うまくいきます。
まぁ、そのように神様がおつくりになっているわけです。
で、神様の目的は、種族が繁栄することですから、エクスタシーは、神様からみれば、最終の目的ではないですね。おびき寄せるえさのようなものかもしれません。
とにかく、セックスはなかなか奥が深いですから、修行者にはある意味で良いテーマだと思います。
こだわりなく、セックスができるってことが、目指す方向ですね。つまり、「頭」を空っぽにする。
うーん、一番難しいことですね。
それと、倫理や結婚制度の問題も絡んできますからね。
（宝彩有菜）
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