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課題
　（0４）　「批判するな」

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課題(04)
次の文章はメールで相談を頂いたものです。
これの返事を宝彩有菜に代って書いてみるというのを、
修行者の課題にします。
返事案を考えて投稿してください。

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（頂いたお便り）

はじめまして。モモ(仮名）と申します。
宝彩さんの本と出会い、「心の処方箋」として
読み返しております。

初めてのメールなのですが私自身のことではなく
私の「両親」について、ご意見を伺いたくメール致しました。
特に、今年６７歳になる「父親」のことで気にかかることがあります。

定年退職後も、しばらくは仕事の依頼もあったのですが、このところずっと家にいる状態が続いています。
「仕事人間」の父にとって、とりたてて趣味もなく、母親の話（ほとんど愚痴ですが・・・）では、毎日、テレビばかり見ていてほとんど動かないらしいのです。
なにしろ自分でご飯を用意することや、自分の食べ終わった食器すらかたずけない人です。

行動的な母とは対照的で、友人と呼べる人もなく、（家の事情で学校もあまり行けずに働いていたようなので）ひがんでいるのか解りませんが、母が友達と会ったり、出かけたりすることに対してあまりいい顔をしないのです。

老後に関してどういったことを考えているのか、私がいつしか結婚し、両親２人きりで過ごすとなったら・・・
と、つい堂堂巡りしてしまいます。
（なかなか本のようにはいかなくて・・・）

年をとると、「時間の流れ」というのは、若い時と違うものなのでしょうか？
仕事以外で、自分の時間を有効に使って楽しいと思えることに力を注いでほしいのが私の願いでもあります。

父の重たい腰をあげる何かきっかけを与えられる良い方法など、ご意見を頂ければ幸いです。

色々と羅列してしまいましたが、宜しくお願い致します。

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（問題　４）

これは、メールで頂いたご質問です。

普通は「何か趣味を持ったら」とか、「友達や仲間があればね」というような話になります。
普通、この質問に良い回答を見つけてあげようと考えます。
すると、この巧みな質問にうまく誘導されて、ことの本質を見落とします。

修行者の皆さんには、もう少し深いレベルで考えて欲しいと思います。
いったい、何が、本当の問題なのでしょうか？

それは、自分の頭はどのようにして、この質問に取り掛かって行くのだろうかと言う自分の観照にもなります。

自分の頭が「誰の、何を、どう問題」にして、それの解決は「どうしよう」と考えるのか、自分の頭が思考という作業をどう行うのかそれを追ってほしいのです。

それは、この質問者自身も見逃している点でもあります。あるいは深い所では気付いているが故意に避けている可能性もあります。
それを気付かせてあげることができれば、すべては解決します。

でも直接的に教えると反発したり抵抗したりする可能性があります。ですから自分で気付かせるように仕向ける工夫も必要ですが、とにかく事の本質をまず把握してみましょう。

この質問者モモさんの本当の問題は何か？

これを、修行の課題、第４問とします。

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（ヒントと注意）

問題を考えるときに、もう一度いいますが、自分を観照してください。

ヒントはイエスの言葉です。
「人を裁くな。裁くと自分が裁かれます」

あるいは、一休さんの詩。
「ほとけにもなりかたまるはいらぬもの石仏らを見るにつけても」

よく考えたら回答案を提出してください。

期限も回数も制限はありません。
回答案の中から回答案例として広場の掲示板（回答案）に掲載します。
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