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課題
　（07）　「性欲について」

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課題(07)
次の文章はメールで相談を頂いたものです。

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（頂いたお便り）　投稿者：レモン（仮）さん

　どう修行していいかわからない、欲があります。先生がホームページでお答えになっているのも参考にさせていただきましたが、いまひとつ、うまくいかなくて、抑圧されて残っているようで、お酒の問題とも絡みます。

セックスのことです。

お酒がはいった時にでてくるわたしが、主張することは、夫の話しから考えると随分変わってきているようで、自分の中で感謝できたり、こだわらなくなってきていることは出ないようです。（両親の事、女性性のこと、男性に対する怒り）

３ヶ月前に酔って、男性に身体を求めた（あまり状況はおぼえていない・・・・。）事がありました。次の日から、自分をまた受け入れられなくなってしまいました。
ものすごい自己嫌悪や罪悪感、消えていなくなってしまいたくなるような情けなさ、などから抜け出すのに、ものすごい辛かったです。

思えば、修行をさぼって、感謝を忘れて、色んな欲にとらわれて、鬱々していた状況でした。後から思えばですが・・・。　夫への不満をふくみ、数々の欲に押しつぶされていた感じでした。

このことから抜け出すのに先生の存在がどんなに大きかったことか、夫に対して、「うしろめたい、申し訳ない」という、気持ちを捨て、きちんと修行しなおそうと反省しました。
過食や鬱に逃げることなく、自分のこころと向き合っています。
はまっていた風水も、幸せは自分の中にある、それにわたしはもう十分幸せだと思えるようになり、やめちゃいました。（部屋のなか大改装です・・・）
そのとたん、懸賞があたったり、いろんなものが訪れて、不思議なものですね。

でも、わたしの執着はなんなのだろうか？と考える度わからなくなります。
現在、夫との性生活がほとんどありません。
はじめの頃は随分戸惑いましたが、からだの問題だけではないし、肉体の欲といっても、精神の欲と深くからんできますし、関係性の問題もありますよね。

性欲の執着の場合は、「自分がして欲しいことをしてあげる」は相手にたいして、何でしょうか？
「ほおっておく、そっとしておく」ですか？
「愛する」ですか？？？

セックスが今のふたりにとってさして重要ではないと思えますが、わたしが、きちんと、解決できているとは思えないので、性欲、それに絡む欲への修行方法を教えてください。

伝えきれたか、不安ですが、いままで、ずっと、考えてきて、本当にうかがいたかったことが、書けてよかったです。
ありがとうございます。大感謝なのです。

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（問題）

これは、メールで頂いたご質問です。要点を整理すると、

セックスで後ろめたいことをしてしまう衝動があるが、どうすればいいのか？

性欲の乗り越え方はどうすればいいのか？
「自分がして欲しいことをしてあげる」が正しいとすると、いったいセックスの場合は具体的にどうするのが良いのか？

夫婦でセックスがなくてもいいのか。

さとりとセックスはどんな関係があるのか。

・・・・

ほかにも、質問の内容は、まだまだありそうですね。セックスは奥が深いですから。
昔の聖人の中でももてあましている人もいますね。完全に無視している人もいますし、積極的に関わって行く人もいます。
　
インドのタントラなんていうのは、セックスをさとりの方法にまで高めた修行方法ですから、避けたり無視したりしてはもったいないのかもしれません。
かと言って、それに囚われていたり、そのことばかり考えていては、全然修行が進まなかったりしますから、まるで、性欲というのは、大蛇のように扱いにくいですね。

でも、まぁ、ヒントを言えば、性欲も食欲も同じようなもので、人間が生きてゆく、種を繁栄させていくという、ＤＮＡの発想が頭より優先されますから、たまに頭が「頭を抱える」ようなことになるのです。

セックスを捨てるわけにはいきませんし、抱え込むわけにもいきません。カトリックの修道院に尼となって入っても、頭でセックスのことばかりを考えていると、町の娼婦より、卑猥な夢を毎夜みている可能性があります。

ですから、セックスと、どう楽しく付き合うか？

これを、修行の課題、第７問とします。つまり、

課題７．
「楽しいセックスをするにはどうするか？」

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（ヒントと注意）

　ニックネームで答えるのが恥ずかしいようでしたら、（仮）のニックネームでもＯＫです。

　避けようとしている自分が居たら、その避けようとしている自分を見ましょう。
　自信がない自分がいたら、その自分を見ましょう。
　なんとかフェチの自分がいたら、それをチェックしましょう。
セックスについてなんらかの概念を持っているとしたら、どこでどうその概念を仕入れたのかチェックしましょう。

　自分は「頭」でも「肉体」でもない、自分は「たましい」だという地点に立つのが修行です。
　「頭」から独立したつもりで「肉体」の中に隠れたのでは修行になりません。そのためにも「肉体」をしっかり理解して、ケアして、上手に付き合って、それを超越しましょう。

さて、どうするか。

よく考えたら回答案を提出してください。

期限も回数も制限はありません。
回答案の中から回答案例として広場の掲示板（回答案）に掲載します。
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