「宝彩有菜アドバンスコース」付録22 
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熱心にものを考えると頭が熱くなります。
怒ったり嫉妬したりするとまるで沸騰し たようになったりします。
頭は私達が思っているよりたくさんのエネルギーを消費しています。
でも、頭を熱くして考えたことにあまり良いものはありませんね。
その線に沿って行動するとロクなことがありません。
自分を傷つけたり人を傷付けることさえもあります。
頭を涼しく爽やかにして考えたことは良いことがあります。
素晴らしい考えはすべて頭が涼しい時のものです。
では、どのようにしたら頭を涼しくしておく事ができるのでしょうか？
なぜ、頭は熱くなるのでしょうか？
頭はコンピュータと同じで考える時は電流が流れています。
その電流が同じ所ばかり流れると熱くなって来る訳です。
ちょうど電熱器が熱くなるようなものです。
では、なぜ、同じ経路ばかり電流が流れるのでしょう。
それは、結論が出ないことを懸命に考えているからです。
頭は真面目ですから答えを出そうと考え続けている わけです。
このような思考が終われなくなるパターンは２つあります。
「未来」と 「過去」の問題です。
どんなに考えても未来のことは誰にも分かりません。
また、どんなに考えても過去のことは誰にも変更もやり直すこともできません。
未来を分かろうとしたり、過去を変更しようとしてはいけないのです。
不可能なことを考え続けていても決して答えは出ないわけです。
では、なぜ、不可能な事を考えてしまうのか？
それは、今のままではいけない。
何とかしなければならないと現状を否定しているからです。
ですから頭は未来や過去に向かうのです。
そこで頭を今ここに留めて置くには「今この状態で全てがＯＫだ」と思えば良い訳です。
そう思うには、今の状態に不満や恐れが無いということですから、つまり、「ありがたい」、感謝すべき状態だと認識することです。
でも、不満だと現実は思っているのを感謝しようとするのは難しいですね。
そこで、コツですが、先に感謝の「行動」をします。
具体的には例えば「ありがたいことだ」と言ってみます。
すると頭は「そうか、感謝してるんだから、今は良い状態なのだな。
特に問題は無い訳だ」と割と簡単に安心します。
そして「何とかしなければならない」という考えを手放します。
つまり、無駄な思考に走りません。
思考エネルギーの省エネができます。
使われなかったエネルギーが消えて無くなるのではと心配することはありません。
エネルギーは必ず何かに変化します。
素晴らしいアイディアになったり、洞察力や創造力になったり。
エネルギーも足りていますから自分に余裕ができます。
優しくなれます。愛の波動が溢れてきます。
今、ここに在ることに感謝すれば、すぐにそうなります。
「今に感謝」です。
すぐに命が輝きます。嬉しくなります。
頭も知らない間に涼しく爽やかになります。
何事も楽しく麗しくなります。
「今に感謝」是非やってみてください。
すぐに素晴らしい効果を体験できると思います。
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