初段の問題（その１）（後悔）
あんなことをしなければよかったのに・・・・・
（問題）
１ あんなことをしなければ良かったのに
といつまでも悔やむことがあります。
さて、正解はどう言い直すのでしょうか。
回答を一つ選んでください。
（回答）
ａ 「どうしてあんなことをしたのだろう」
「どうしてあんなことをしたのだろう」と、
原因を究明したり、責任を追及するのは良いことですが、
多分それは自分ではすでに分かっていることです。
この言葉の良くない点は、この言葉を続けていると、
「自分が悪い」か「他人が悪い」のいずれかに固まってしまいます。
そして、自分なら、後悔、他人なら恨みになります。
後悔も恨みも出口がありませんから、くよくよからぬけることができません。
（もどる）
「悔やんでもくやみきれない」
気持ちの上では、いくら悔やんでも何も解決しませんから、
確かに、この表現になるのは正しいのです。
が、これでは、何も解決できません。
「悔やんでも悔やみきれない」のを何とかしなければなりません。
（もどる）
「つぎからはこうしよう」
と反省して過去を振り返らないことが大切です。
そのときの思い方のコツは、
「あんなことがあった。人生の修行になった。ありがたいことだ」
と感謝することです。
すると、意識が前に向けます。
新しいスタートが切れます。
正解です。次に進みますか。（はい/いいえ/もどる））
次は初段の第２問です。
© Alina Hosai 1999,2000（all copyright are reserved,1999,2000)