退屈。 　自分が退屈だと、周りも退屈に見える。....................（宝彩有菜）

退屈だと面白くありませんね。 退屈な状況は自分の責任ではないかも知れませんが、 退屈と思うのは誰でしょう。自分ですね。 退屈だと認識したからです。 すると退屈で面白くないと思うのは自分の責任ですね。 でも、なぜ、退屈するのでしょう。 新しいことがなくなったと思っているからでしょうか。 本当に？ 実は、新しいことに気付かなくなったのかもしれませんね。 子供は退屈していません。 毎日が、毎時間が、新しい経験の連続だからです。 「でもねぇ、大人になるとそんなに新しいことはなくなってきますよ」 確かにそうですね。だから、退屈するのは当然。 そうでしょうか？ 子供が退屈しないで遊んでいるのを注意深く見てみると、決して受身ではないですね。 仕掛けて行っています。自分から向かって行っています。 だから、同じことをずっとしているようでも、本人にとっては毎回新鮮なのですね。 毎回、新鮮な自分が現れて、その新鮮な自分で世界と向き合っているからです。 世界が同じでも、自分が変わっているから退屈しないのです。 自分の周りが退屈だと思っている人は、 自分がいつもと同じ退屈な人間になっていないかチェックしてみましょう。 そして、自分が刻々と変化すれば、 世界も刻々と変化するというシンクロナイズされた 素晴らしいスペクタクルを経験してみましょう。 　　　　© Alina Hosai  1999, 2000 (All right reserved )

home/index