宝彩有菜のメールマガジン
からコメントやエッセイを、
抜粋したものを掲載しております。
(home)/(back) 大車輪

14 ■ 「ヒューマンパワー」 (第14号より)


宝彩有菜のメールマガジン 第14号より

■(ものすごい、ヒューマンパワー) 

最近のコンピュータや通信の発達は、人類の歴史から見ても、画期的な出来事だと言われています。
確かに、昔の人から見れば夢のような機械や仕組みですね。

今、個展の準備のために、絵を描いていますが、アクリル絵の具というのを使って描いています。油絵のようにも描けるし、水彩のようにも描けるという新しい絵の具で発色も綺麗です。15分で乾くのですが、乾くと油絵より堅牢です。
これも夢のような発明です。

電子機器だけでなく、いろいろな分野のものが、この10年間はまるでジェット機のように、その改善や進歩のスピードが上がっている感じですね。

ですから、もし、ある人が、今の時代にキャッチアップしていなかったら、5歳年上の人は、たとえば、明治時代の人、10歳年上なら江戸時代、15歳年上なら奈良時代くらいの差がついてしまいそうです。

なぜ、こんなに文化や技術の、発達のスピードが上がっているのだろうかと、不思議に思いますが、有史以来生きていた人の全合計数と、今現在生きている人の数では、今現在生きている人の数の方が多いというような現状ですから、まぁ、当然といえば、当然ですね。

何千年もかかって進歩して来たことと同じことが、ここ10年でできてしまうわけです。

つまり、平均人口3千万人で、2000年かかったことは、今現在は、毎日60億人がかりですから、10年もあればできてしまうという単純計算★なのでしょうね。
すごいですね。

ついていけないと思うと悲しいですから、毎日、文明の発達した新惑星に宇宙旅行に来ていると思いましょう。

(宝彩有菜)
----------------------------------------------
★計算

一人が一年でものを考える量を1HP(1ヒューマンパワー)とすると、

有史以来のHPは、 30,000,000 人 X 2000年 =600億HP

今現在の10年間は、6,000,000,000 人 X 10年 =600億HP

つまり、有史以来人間が考えた量と同じだけを、現代はわずか10年で考えてしまうということです。

(宝彩有菜)



(home)/(index)

宝彩有菜 (C) all copyrights reserved Alina Hosai 2003-2006